DELが目指すこと

モノ・コト・システムのデザインを通じて、より良い暮らしと体験を実現すること。
それがDELの目指す方向です。

日常生活の中には、使いにくさ、わかりにくさ、負担、不安、違和感など、小さな困りごとや望ましくない体験が数多くあります。そうした体験を少しでも減らし、より心地よく、納得感のある・うれしい体験を生み出すことは、暮らしや社会を少しずつ良くしていくことにつながると考えています。

DELでは、人を深く理解することを出発点に、製品・空間・サービスのあり方を考えます。単に使いやすいものを目指すだけでなく、人が何に価値や意味を感じるのか、どのような体験が暮らしの質を高めるのかを探りながら、デザイン開発や人間中心デザインの実践に役立つ研究知見を生み出すことを目指しています。

DELが目指すこと

研究室の哲学・アプローチ

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    人を、丁寧に見る

    DELの研究の中心にあるのは、人を理解することです。
    使いやすさや満足度だけでなく、その背景にある行動や心理、身体的・認知的な特性、暮らしの文脈や価値観まで含めて人を捉えます。

    インタビューや行動観察、アンケート、実験、心理・生体計測など、目的に応じて定性的・定量的な方法を組み合わせながら、人と製品・空間・サービスの関係を多面的に明らかにしていきます。

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    デザインの前から、一緒に考える

    DELでは、「何をつくるか」が決まった後の評価だけでなく、「何を目指すべきか」「本当に向き合うべき課題は何か」という段階から考えることを大切にしています。

    ユーザ理解や価値探索を通して、製品・空間・サービスの方向性を検討し、コンセプトづくりや設計指針、評価方法の検討へとつなげます。調査や評価はそれ自体が目的ではなく、より良いデザインや意思決定を支えるためのプロセスだと考えています。

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    研究だからこそ、踏み込める

    企業や実務の現場だけでは取り組みにくい探索的なテーマや、時間をかけた検証、新しい知見や方法の創出にも取り組めることが、大学の研究室の強みです。

    既存の知見を活用するだけでなく、人の評価や行動、体験に関わる要因やメカニズムを明らかにし、製品開発やサービス設計、人間中心デザインの実践に役立つ形で整理していきます。

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    実社会に役立つ知見へつなげる

    DELは、学術的な研究でありながら、実社会の課題やデザイン開発の現場に役立つことを大切にしています。

    人を理解することで得られた知見を、コンセプト、設計指針、評価指標、デザイン支援手法などへとつなげ、より良い暮らしと体験の実現に貢献することを目指しています。

教育理念

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    論理と人の視点を行き来する

    多角的な視点・知識に基づく論理的・分析的な思考力(人間工学)と、人の利用文脈・体験からの仮説推論・統合的な思考力(デザイン)を両立できる人材育成を目指します。

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    リーダーシップ

    リーダーという役割にあるかどうかに限らず、メンバーそれぞれが自分の役割を考え、責任をもって主体的に行動するリーダーシップの獲得を目指します。

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    手を動かして、他者と関わりながら学ぶ

    研究にしても、プロジェクト活動にしても、制作活動にしても自分の頭で考えるだけでなく、何らかのアウトプットや対外発表などを通して他者との議論やフィードバックを活かす。積極的に教員と関わる中でのOn the Research Trainingを目指します。

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    信頼されるプロフェッショナルな姿勢

    研究やプロジェクトでは、多くの人と関わりながら物事を進めていきます。相手への敬意を持ち、自分の役割に責任を持ち、社会に出ても信頼される姿勢を育てます。

教員プロフィール

土井 俊央

土井 俊央(どい としひさ)

大阪公立大学 生活科学部 居住環境学科 准教授

専門分野

専門は、デザイン人間工学、人間中心デザイン、ユーザエクスペリエンス、デザインリサーチ、ユーザビリティなどデザイン応用に関する人間工学全般です。人と製品・空間・サービスの関係を、人間工学とデザインの両方の視点から研究しています。

企業での製品開発経験を経て大学に着任し、現在は実社会の課題やデザイン開発に役立つ研究知見の創出に取り組んでいます。ユーザ理解、UX評価、人間工学評価、デザイン支援などを通して、人を深く理解することから、より良い暮らしや体験の実現につなげることを目指しています。

日本人間工学会理事(2026-),日本人間工学会編集委員(2026-),日本人間工学会関西支部評議員(2024-),日本デザイン学会理事(2024-2025),ヒューマンインタフェース学会論文誌編集委員(2023-2025)など

学位・資格

博士(工学)和歌山大学
認定人間工学専門家(日本人間工学会認定)
認定人間中心設計専門家(人間中心設計推進機構認定)

略歴

2008.3 奈良工業高等専門学校 電気工学科 卒業
2010.3 和歌山大学 システム工学部 デザイン情報学科 卒業
2012.3 和歌山大学 大学院システム工学研究科 博士前期課程 修了
2015.3 和歌山大学 大学院システム工学研究科 博士後期課程 修了

2012.4-2016.9 レノボ・ジャパン株式会社 R&Dエンジニア(入力デバイスの開発・設計,先行開発におけるUX検討など)
2016.10-2022.3 岡山大学 大学院自然科学研究科 助教
2022.4-2026.3 大阪公立大学 大学院生活科学研究科 居住環境学分野 講師
2026.4-現在 大阪公立大学 大学院生活科学研究科 居住環境学分野 准教授

所属学会

日本人間工学会・日本デザイン学会・日本感性工学会・Human Factors and Ergonomics Scoeity・人間中心設計推進機構

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所属・組織

大学:
大阪公立大学
研究科:
大学院 生活科学研究科
学科:
生活科学部 居住環境学科
分野:
居住環境学分野
研究室:
デザイン人間工学研究室(Design Ergonomics Lab. / DEL)