RECRUIT

学生募集

当研究室は,デザインと人間工学を融合したデザイン人間工学分野の研究に取り組んでいます.デザイン領域の拡大・デザイン対象の複雑化が進んだ現在では,単にデザイナーの経験や直感のみに頼ったデザインでは最適な解決策を創出することが難しくなってきています.こうした状況で生活者の課題を解決したり,新たな価値を提供したりするには,多様で複雑な要求や課題を科学的・論理的に分析して読み解き(人間工学),それらの知見を統合・価値を付与してモノ・コトの構想を具現化すること(デザイン)が重要です.


これを実現し,生活者にとって価値ある製品・サービス・空間の創出に寄与するために,製品やサービスデザインの基礎となる人間工学研究(例えば,製品利用時の人間特性の把握),人間工学の知見をデザインに応用するための研究(例えば,人間工学に基づいたデザイン指針,人間中心設計の方法論の検討),人間中心のデザインの実践などに取り組んでいきます.人間の特性に基づいたデザインやデザイン支援のための人間工学研究に興味のある学生さんは,ぜひ一緒にデザイン人間工学の勉強・研究・実践を通して生活者の課題解決に取り組みませんか.将来,産業界でデザイン人間工学の知識・スキルを活かして活躍することを目指す方に来ていただけると嬉しいです.


学部生

大阪市立大学生活科学部居住環境学科の3年生から最大3名配属されます.配属を希望する人は一度事前にお話しできると良いかと思います(対面,zoomいずれも可).興味のある人は遠慮なくご連絡ください(もちろん1,2年生でもかまいません).相談・見学等は時期を問わず対応可能です.配属先の検討に際して面談をご希望の方は,事前にメール(tdoi@omu.ac.jp)でご連絡いただけると助かります.

大学院生

外部から当研究室への進学を検討される場合は,事前に土井俊央(tdoi@omu.ac.jp)までご相談ください.

主な研究テーマ

  • 生活機器の人間中心デザイン(情報デザイン,エラー防止,ユニバーサルデザイン,UIデザイン,UXデザイン)
  • 人間中心デザイン,価値中心デザインのための方法論(企画,調査,評価の手法やデザインプロセス)
  • 人間の特性に基づいたHuman-Machine System(人間機械系)のデザイン要件
  • 生活機器利用に対するユーザの認知特性や満足度評価のしくみの探求
  • 不安全行動や違反行動を抑制し,望ましい行動を促進するためのデザイン,安全マネジメントの検討

配属説明資料

当研究室の方針,当研究室で学べること,研究テーマなどを以下のスライドに記載しました.研究室配属を検討中の方はぜひ読んでみてください.