土井　俊央（どい　としひさ）, 博士（工学）

大阪公立大学大学院生活科学研究科　専任講師

認定人間工学専門家，認定人間中心設計専門家

2008年より和歌山大学システム工学部デザイン情報学科，同大学院システム工学研究科システム工学専攻デザイン科学クラスタにおいて認知人間工学や人間中心設計に関する研究に取り組み，2012年3月に博士前期課程を修了．同年4月にレノボ・ジャパン株式会社へ入社．ノートPC（ThinkPad）の開発部門に配属され，キーボードやクリックパッドといった入力デバイスの開発（機械設計）を担当．その後，開発戦略検討部門において，UXデザインプロセスの検討，人間工学・UCD・UXの観点から製品の先行開発，新技術および開発戦略検討に取り組む．また社内での人間中心設計に関する啓発活動にも従事．2016年9月に同社を退職し，同年10月から岡山大学大学院自然科学研究科の助教に着任．特に，自動車や画面デザインに関連する人間工学研究に従事．また企業との共同研究において，新製品の人間工学的評価，デザインガイドラインの検討，人間工学の観点を考慮した製品開発等に携わった．2022年4月より現職．人間工学や認知工学に基づいた使いやすく安心・安全な機器・システム・空間等のデザインに関する研究に取り組んでいる．

研究分野

人間工学，認知工学，人間中心デザイン，人間生活工学，ヒューマンマシンインタフェース（HMI）デザイン，ユーザエクスペリエンス

学位・資格

2015.3　博士（工学）和歌山大学

2012.3　修士（工学）和歌山大学

2010.3　学士（工学）和歌山大学

2008.3　準学士（工学）奈良工業高等専門学校

2023.4　認定人間中心設計専門家

2014.11　認定人間工学専門家

2012.8　プロダクトデザイン検定1級

職歴

2022.4 - 現在　大阪公立大学大学院生活科学研究科　居住環境学講座　専任講師

2016.10 - 2022.3　岡山大学大学院自然科学研究科　知能機械システム学講座　助教（2021年4月より学術研究院自然科学学域に所属変更）

2012.4 - 2016.9　レノボ・ジャパン株式会社　大和研究所　R&Dエンジニア（機械設計，UX）

所属学会

日本人間工学会，日本デザイン学会，Human Factors and Ergonomics Society，日本感性工学会，日本プラント・ヒューマンファクター学会